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対象となる方
- 不登校やいじめにお悩みの方(親及び子ども対象)
- 子育てに難しさや不安を感じておられる方
- 子どもの発達が気になる方
- 学校や保育園、幼稚園で受診を勧められた方
- 子どもの肥満や摂食障害を心配しておられる方
子育て支援
当クリニックでは広い意味で、自殺、傷害、虐待、暴行・・・などによる死亡原因を将来にもわたって予防することを診療の目的としています。
初回面接
不登校やいじめ、虐待、暴力の原因には、子ども自身の発達の偏りや、それらに起因する育てにくさ、あるいは親または子どもの性格・人格的な傾向、さらには家庭内の様々な事情が関連していることも考えられます。まずはじっくりお話をうかがい、絡み合ったりこじれたりしている問題を整理していくことから始めます。
各種心理検査(知能検査を含む)
子どもの得手不得手を把握し、子どものことを理解する一助となると考えられる場合に行います。
家族療法
家族システムの考え方により、単に子どもの症状や状態だけでなく、ご家族の関係や関わり方にも着目します。
親業カウンセリング
親業を通じて子どもとの関わり方(コミュニケーション)を学んでいただくことをお勧めする場合もございます。
認知行動療法、バイオフィードバック、遊戯療法、学習支援
種々の手法を用いて問題解決を図ります。
薬物治療 入院治療
症状が強く出ている時や、自他のいずれかまたは両方にとって危険と考えられる状況では、薬物治療や入院治療をお勧めする場合もございます。
コーディネイター
ご家庭だけでなく学校や児童相談所などとの連携も図ります。
パーソナルストレッチ
スポーツトレーナー指導のもと身体を動かすことにより、ストレスの発散や心のバランスを整えていきます。
カウンセリング
プレイセラピールーム
心理検査
担当スタッフ
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親業シニアインストラクター(下村亮子)
http://www.ryokoshimomura.jp -
作業療法士(中廣大悟:瀬野川病院所属)
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臨床発達心理士
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学校心理士
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広島大学大学院教育学研究科心理学専攻の大学院生等
(同附属心理臨床教育研究センターとの連携あり)
ご家族の方へ
子どもの不登校やいじめの背景には、身体の不調やうつ、何らかの発達障害や家族の構造(システム)が関連している場合も多くみられます。
また、子どもが学校生活では特に問題はないけれど、家では「全く言うことをきかない」または「ひどく反抗的あるいは暴力をふるう」などの場合(もちろんその逆もあります)、周囲からは気付いてもらえずどこに相談したら良いかもわからないとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな場合は、お一人またはご家族のみで悩まずに、まずはお電話ください。
学校関係者の方へ
2016年5月に改正された「発達障害者支援法」第八条(教育)では,新たに【個別の教育支援計画の作成及び個別の指導に関する計画の作成の推進】が規定されました。これを受けて,実際の学校現場では困惑されている先生方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。児童や生徒のできないところを伸ばしてやるために,どこまでが本人の努力で可能なことで,どこからが本人の持った障害や特性のために単に頑張らせるだけではいけないことなのかが判断しづらく,実際にどういった指導をしたら良いのかわからないといった切実なお声を耳にします。当クリニックでは,ご本人やご家族の許可が得られれば,担任の先生を初めとして学校関係者の方や他の機関の方々にご来院いただくことも可能ですし,当院における子どもの診察や検査の結果から,意見書等を作成し,担任の先生方に指導のポイントなどをお伝えすることも行っております。子どもたちをサポートするためには,ご家族だけでなく,学校,地域,医療,福祉などがチームを組んで取り組む必要があると考えているからです。どうぞお気軽にご相談ください。
※意見書等の作成には別途費用がかかる場合がございます。